経審の費用はいくら?申請手数料・分析費用・注意点を解説【三重県版】


はじめに

経審(経営事項審査)を受けるには、三重県への申請手数料・民間の分析機関への手数料など、複数の費用が発生します。

「手数料がいくらかかるか分からないまま進めてしまった」「申請書類の準備に予想外の手間と費用がかかった」というご相談も少なくありません。

この記事では、経審でかかる費用の種類・金額・注意点を三重県の手引きとQ&Aをもとに解説します。申請を検討している方はあらかじめ確認しておいてください。

経審でかかる費用の種類

経審を受けるにあたって発生する費用は、大きく4つに分けられます。

費用の種類 支払先 毎年必要か
①申請手数料 三重県(収入証紙) 毎年
②経営状況分析手数料 登録経営状況分析機関(民間) 毎年
③証明書類の取得費用 各機関 変動あり
④行政書士への依頼費用 行政書士事務所 依頼する場合

①三重県への申請手数料

三重県(管轄建設事務所)への申請時に、申請業種数に応じた手数料を三重県収入証紙で納付します。手数料は「経営規模等評価申請手数料」と「総合評定値請求手数料」の合計です。

手数料一覧

業種数別の申請手数料

以下は紙申請の場合の手数料です。

申請業種数 手数料合計(紙申請)
1業種 11,000円
2業種 13,500円
3業種 16,000円
4業種 18,500円
5業種 21,000円
6業種 23,500円
7業種 26,000円
8業種 28,500円
9業種 31,000円
10業種 33,500円

以降、1業種増えるごとに2,500円加算。最大28業種まで申請可能。(電子申請の場合も同額)

収入証紙の購入場所:三重県収入証紙は百五銀行などの指定金融機関で購入できます。電子申請の場合は収入証紙は不要です。
電子申請の場合:令和5年1月から電子申請が可能です。また結果通知書の発送が申請月の翌月20日ごろと早くなります。

②経営状況分析機関への手数料

Y評点(財務の健全さ)の算出は、国が認定した民間の登録経営状況分析機関に申請します。手数料・処理日数・申請方法は機関によって異なりますので、各機関に直接お問い合わせください。

主な分析機関

登録経営状況分析機関(令和6年9月現在)

  • (一財)建設業情報管理センター
  • (株)マネージメント・データ・リサーチ
  • ワイズ公共データシステム(株)
  • (株)経営状況分析センター など全10機関

一般的な相場は数千円〜1万円台程度ですが、機関によって異なります。初めての場合は複数の機関を比べて選ぶとよいでしょう。結果通知書が届くまで数日〜2週間程度かかるため、三重県への申請より先に余裕をもって申請してください。

③証明書類の取得費用

経審では確認書類として、各種証明書類の提出・提示が求められます。これらの取得に費用が発生する場合があります。

書類の種類 取得先 費用目安
消費税納税証明書(その1) 税務署 400円(電子申請は無料)
登記事項証明書(商業・法人) 法務局 600円〜(オンライン申請は500円)
建退共加入・履行証明書 建退共本部・支部 無料
法定外労災加入証明書 各共済団体・保険会社 無料〜
毎年変わらない書類もあります:建設業許可申請書(本人控)・前回の経審結果通知書など、手元にある書類は新たに取得する必要はありません。変更があった場合のみ更新が必要です。

④行政書士への依頼費用

経審の申請書類作成・審査立会いを行政書士に依頼する場合は、別途報酬が発生します。依頼内容・申請業種数・会社の状況によって変わります。

費用に影響する主な要因

準備の手間が多いほど費用が増えます

  • 技術者の整理(常勤性確認・資格証の収集など)に手間がかかる場合
  • 完成工事高の業種振り分けが複雑な場合(複数業種をまたぐ工事など)
  • 決算変更届が未提出で過去分の整理から必要な場合
  • 申請業種数が多い場合
  • 補正対応が発生した場合

合計費用の目安

三重県への手数料と経営状況分析費用を合計した費用の目安です(証明書取得費・行政書士報酬は別途)。

申請業種数 三重県への手数料(紙申請) 分析手数料(目安) 合計目安
1業種 11,000円 数千円〜1万円台 2万円前後〜
3業種 16,000円 同上 2〜3万円前後〜
5業種 21,000円 同上 3万円前後〜
経審以外にも費用が発生します:入札参加資格申請(各発注機関への登録)は経審とは別の手続きです。発注機関によっては申請費用が発生します。

事前に知っておきたいこと

「毎年同じ費用で済む」とは限りません
技術者の状況変化・完成工事高の整理内容・申請業種数の変更などによって、毎年の準備にかかる手間と費用は変わります。
申請書類は受付後に修正できません
申請者側の事情での修正・差し替えは受付後にはできません。不備があった場合は取り下げの上、再度申請が必要となり、手数料も再度かかります。提出前に十分な確認が必要です。
決算変更届が未提出だと経審を受けられません
決算変更届が未提出の場合は、先に整理が必要です。過去の未提出分がある場合は、その整理から始める必要があります(別途費用が発生する場合があります)。

当事務所でできること

🏛 行政書士髙橋大輔事務所(三重県鈴鹿市)

「自社ではどのくらい費用がかかるか知りたい」という段階からご相談に応じます。申請業種数・会社の状況をお聞きした上で、費用の見積もりをお伝えします。

初回のご相談・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

費用の
種類
①三重県手数料+②分析機関手数料が毎年の主な費用
1業種・紙申請の場合:三重県11,000円+分析機関手数料(機関による)
注意点
手数料以外に、技術者整理・書類取得・決算変更届の対応費用も発生することがある
申請書類は受付後の修正不可。再申請になると手数料が再度かかる
対策
決算変更届の提出状況・技術者書類・社会保険を日ごろから整理しておく
直前に慌てて対応すると時間がかかり、有効期間切れのリスクも高まる

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【免責事項】本記事は三重県建設業課発行の公式資料(令和8年4月版)をもとに一般的な情報提供を目的として作成しています。法的助言を提供するものではありません。個別の事情により手続きや結果が異なる場合がありますので、具体的なご相談は専門家にお問い合わせください。
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